ミラノ中心地の美味しいレストラン
ミラノ中心地で美味しい！
先日のヴェネツィアの記事もそうですが、
ミラノも中心地はあまり行くところがないですよね。
Duomo周辺など、何故かミシュランにも名前が載っているのですが、
テラスで食べている方の料理を見ても、本当にミシュランか、と疑わしい。
そもそも値段がバカ高いんです。
外食自体が日本より高くつく、このイタリアに住む人間ですら、
このメニューでこの値段！？、とビックリするくらいです。
イタリアに来た方々が総じて、レストランがバカ高い、と言われるのを聞くと、
何かオススメしてあげたかったな、と思ったりします。
さて、先日ウィーン本社の同僚がイタリア出張にお越しくださいまして、
そのうちの一人がミラノ初めて、というので、
それならミラノチェントロ(中心地)へ行かなきゃ、と
そして現地の日本人にちょっと話題のこのお店へ。
CocoPazzo
HP: http://www.ristorantecocopazzo.it/home-en.html
Via Durini, 26, 20122 Milano
TEL: +39 (0)2 7602 0823
営業: 夜 19:00〜25:00（毎日）
オススメ度：☆☆☆☆☆（ミラノの中心地でこの値段、この味は素晴らしい。）
店の雰囲気：☆☆☆☆ （中も綺麗だし、少ないながらテラス席もあります。）
予算：合計20〜50ユーロ
（Primo 12ユーロ前後、Secondo 15〜25ユーロ、Pizza 8〜12ユーロ）
行き方:
地下鉄San Babila駅徒歩1分。
ミラノ中心地Duomoからでも、徒歩10分くらいです。
色々お店が並ぶホコ天のCorso Vittorio Emanuele Ⅱをぶらぶら歩いてすぐ！
壁にトスカーナ料理店、と貼ってありましたが、料理は幅広いです。
メニューは裏面もピッツァや定番料理がビッシリと、結構あります。
我々は最初のAntispastoとして、Bruschetta/ブルスケッタを。
やっぱイタリアに来たなら、ブルスケッタの美味しさを味わわないと！
しかし同僚の一人はトマト嫌い。（その歳で好き嫌い・・・）
こんなに美味しいトマト、パン、オリーブオイルのハーモニーを食べられないなんて！
そんなにお腹は空いていなかったので、みんなフルコースは頼みませんでした。
そのため次の料理をメインに。
同僚はピッツァ/Pizzaのカルツォーネ/Calzone（半月）タイプを頼んでました。
いわゆるピッツァを半分に折ったヤツです。
チーズとハムとトマトソースをパスタ(生地)で包んで食べる。
ミラノで有名な歩き食べピザのLuiniが、とっても大好きな同僚がまさに食べるもの。
っていうかお前さっき歩いてる時Luini食べて、さらに同じようなの食べる気かい。
私が食べたのはこれ、Linguine al tonno pomodorini ed olive。
名前の通り、ツナ/tonno、ミニトマト/pomodoriniとオリーブがあるだけの、
イタリアだとごく普通なシンプルな味かもしれませんですが、
これが私がすごく好きな味だったのです。
マグロのさっぱりした食感と、少し火が通ったトマトの甘味に、オリーブの酸味が、
ちょっと平ぺったいリングイネに絡んで、するりと胃に入ってくる。
こういう時、イタリアに住んでいて良かったなぁと思います。
あと写真は撮ってないのですが、ベジタリアンのイタリア人同僚は
Trofie alla Genoveseを食べてました。
（写真は昔撮ったもので、ここのお店のものではありません。）
私みたいにトマトソース好きなのはGenoveseをあまり頼まないのですが、
トマト嫌いの別の墺同僚はこれを少し食べて絶賛していました。
写真よりももっと緑が綺麗で、もっと具材とパスタが混ざっている感じです。
残念ながらデザートは食べませんでした。
他にもメニューは沢山あるので、私もまた行って色々と探求してみたいです。
いやはや、ミラノの中心地で、こんなに美味しい、
いわゆる大衆料理系のイタリアンが食べられるとは。
ドゥオーモから歩いて10分。
道だってショッピングストリートをぶらぶら見ながら歩く素敵なホコ天。
是非ミラノ中心地に寄った際は、是非行ってみてください。
