Due per la Cucina ~いつもふたりで~

ミラノ・ヨーロッパを中心に、訪れたお店のご紹介をしていきます。

American Church in Paris / パリでの結婚式編

お題「結婚」

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挙式しました!

そんな訳で、我々が挙式したパリの教会をご案内。

American Church in Paris (Église américaine de Paris)

HP: https://www.acparis.org/
Wikipediahttps://en.wikipedia.org/wiki/American_Church_in_Paris

Address: 65 Quai d'Orsay, 75007 Paris, France
場所: セーヌ川南側、エッフェル塔、ケ・ブランリ美術館より東
行き方: RER C線Ponte de l'Alma駅からセーヌ川沿い東へ徒歩200m

TEL: +33 1 40 62 05 10 ウェディングプランナーへの直通。受付は下2桁が00)
MAIL: weddings@acparis.org (以前は日本人の担当者でしたが、現在は退職されたそうで、英文必須です。)

パリのアメリカンチャーチ

昨年初めに、パリで結婚式をすると決めてから、早速、昨年4月に下見をしにパリに飛びました。

イタリアという、世界中からハネムーナー達がやってくる国に住んでいるのに、何故パリで?ということで、周囲から散々質問攻めに遭いましたが、理由は主に下記。

1.カトリックの教会は、異教徒は条件付きでしか挙式できない。

イタリアで大多数を占めるカトリック教会。こちらでカトリック教徒と結婚した人は、数ヶ月に渡る講習塾のようなものに通ってから、ローカルの教会で結婚式をしています。私達は双方ともカトリック教徒ではなく、そのようなことをわざわざする意義を感じませんでした。その点、アメリカンチャーチはプロテスタント系で、宗教など関係なく挙げられる教会でした。

 

2.家族に花の都パリを見せたかった。

私達はもう数年イタリアに住んでいるので、家族や親戚、親友などは一通りイタリア訪問をしてくれていて、四大都市などはすでに回っている人ばかり。

パリは好き嫌いは分かれる都市ですが、その文化芸術性の高さ、美しさ、華やかさは、ヨーロッパ内でもトップバッターレベルだと思っています。

両家ともに、アーティスティックなところがあるタイプなのもあり、やはり全員に一度はパリを訪れて欲しかったのです。

 

3.大聖堂でのJune brideは、新婦の幼い頃からの夢だった。

私は海外児童文学ばかり読んでいたせいか外国かぶれな節があり、子供の頃から絶対に海外挙式、そしてJune brideをしたいとずーっと考えていました。

フランス挙式というとシャトーでの結婚式をイメージされやすいのですが、私の夢は何故かステンドグラスが輝く大聖堂。

アメリカンチャーチに入った瞬間、真っ白な壁と大きなステンドグラスに、この教会こそが私の求めていた大聖堂だ!!とその場で即決しました。

 

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↑ 祭壇からみた入り口側のステンドグラス

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↑ 通路から見上げる側部のステンドグラスと教会照明

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↑ 入り口真上の2階から望む教会照明と祭壇

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↑ 入り口真上の2階から魚眼レンズで撮影した礼拝堂

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↑ この2枚は米Tiffany社から寄贈されたステンドグラスだそうです。

パリ中心地にある教会

折しもアメリカンチャーチがあるのは、パリの超中心地。オルセー美術館やグランパレのすぐそばで、目の前にセーヌ川が流れています。

ヨーロッパ挙式だと、ハネムーンついでの新郎新婦のみか、来ても家族のみというパターンが多いので、郊外のシャトー婚もメジャーなようですが、私達はこちら在住ということもあり、それなりにゲストを招待したので、パリど真ん中にあるアクセスは申し分ないものでした。

ちなみに、パリ市内でも、宗教関係なく挙げられる教会は3つくらいしかないそうです。アメリカンチャーチから歩いていけるアメリカン・カテドラルも見学に行きましたが、重厚な雰囲気で、結婚式よりも式典などに合いそうな雰囲気でした。

コーディネーターなしの手作り結婚式

普通、結婚式はウェディングプランナーやコーディネーターと一緒に作っていくものなのでしょうが、私達は自分達でやりたかったので、どこにも頼みませんでした。

アメリカンチャーチにも、自分達でメールや電話でコンタクト!アメリカ系教会ということで、全部英語で出来るのが便利です。挙式中も日本語通訳は頼まず、全部英語で通しました。

写真・動画撮影やフラワーシャワー、パイプオルガンでの演奏曲など、私達が素直にやりたいと希望したことを全部決められたし、後悔はありません。ちなみに教会挙式費用もかなり抑えられたので、いいこと尽くしでした。

他にも、撮影を頼んだフォトグラファー、フラワーシャワーを用意してくれたパリの街角のお花屋さんなどなど、手作り準備のお話はたくさんあるので、また次の機会に^^

 

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教会入口。営業中は門が開いている。入って右に行くと受付、左は礼拝堂。
写真で見られる右側の小さい入口は不明です。別の諸用かと思います。

尚、正面道路が林のため、全景は撮影出来ません。
セーヌ川からエッフェル塔の前に小さな緑の尖塔が見えます。

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